大根おろし活用術

 以前もためしてガッテンで紹介された大根おろし、大根の下に行くほど辛みが増すというものでしたね。 しかし、この定説がひっくり返る新事実が7年越しにためしてガッテンで紹介されました。 削り方を工夫するだけで、辛いはずの下の部分でも驚くような甘さに、甘いはずの上の部分でも ピリッと辛みのある大根おろしに出来るんですって!! そのヒントは大根に含まれている酵素にあるそうですよ。

 激辛・激甘大根おろしの作り方は後で紹介するとして、 この大根おろしですが、使い方によって様々な料理の味を上品にする効果もあるとのことですよ。 まずとっても美味しい海のミルク、カキです。大根おろしでもみ洗いすることで、タンパク質分解酵素の働きで、 臭みや苦みを取ることが出来るんですって。 さらには鶏肉。鶏肉に大根おろしを乗せて蒸せば、食物繊維や糖分が染みこんで、柔らかくてジューシーに仕上げることが 出来るそうですよ。 また玄米を大根のおろし汁に付けて2時間ほど置いてから炊きあげると、デンプン分解酵素の働きで しっとりとしたご飯が炊けるそうです。 さらに意外な食材が!!大根おろしでタケノコがとっても美味しくなるそうですよ。 あく抜きの際、タケノコをおろし汁に2時間付けてから、後は普通に調理するだけ。 是非試してみて下さい。

大根おろしの極意〜激辛編〜

 ではどのように削れば、大根おろしの味を激甘から激辛まで自由自在に変えることができるのでしょうか? まずはお蕎麦にピリッと爽やかな辛みを加えてくれる、ピリ辛大根おろしのおろし方。 名人が言うには『直角にダイナミックにおろすこと』だそうです。 このおろし方にヒントが!?と思いきや、 全く別のところに秘密があったんです。

 それがなんと時間なんです!!大根をおろしてからの時間で味が変わるんですって!! おろしてから5分置いておくこと。これが激辛大根おろしを作る一つめの極意です。 大根をおろしてから3分は辛み成分はわずかしか出ていないそうです。 しかし3分を超えてから辛み成分が急上昇。6分後にピークを迎えるそうなんです。 つまり食べる時間から逆算して、5分前にはおろしておくのが、激辛大根おろしを楽しむための一つめの極意だそうですよ。

 2つめの極意は、皮を使うことだそうです。 大根の辛みの酵素、ミロシラーゼと言うそうですが、この辛み酵素は皮の周辺にしかないそうです。 今までは、大根は下に行くほど辛いということだったのですが、実は外側に行くほど辛くなっていることがわかりましたね。 下の方はどうしても細くなっていて皮の部分の面積が多くなりますから、辛くなっていたんですね。 つまり、皮のある外側で作れば辛みのある大根おろしに、内側で作れば甘みのある大根おろしが作れるとのことですよ。

大根おろしの極意〜激甘編〜

 大根の中心部分を使えば、甘い大根おろしを作れることはわかりましたが、天ぷらなどに合うさらに激甘な大根おろしを 作るにはどうしたらよいのでしょうか? 答えは一度火を通すことだそうですよ。すり下ろした直後の大根おろしの糖度に比べ、鍋で10分間じっくり加熱した 大根おろしはなんと糖度が約2倍にまでなっていました。加熱するだけなら、これは簡単に激甘おろしが作れる、と思った皆さん、 一歩間違った作り方をしてしまうと、とんでもないことになってしまうそうですよ。

 皆さん大根おろしを冷蔵庫に入れておいて、一晩経って冷蔵庫を開けてみたらもの凄い臭いがしたことありませんか? まさにあの臭みなんですが、大根をおろした約10分後から急激に出てくるそうです。 この臭み成分は熱に弱い性質があるため、火を通すことで取り除くことが出来るそうです。 さらに、大根おろしの甘み成分は火を通すことによって 増えますから、臭みは消えて甘みは増える、まさに一石二鳥ですね!! しかし、加熱せずに放置して一度臭みが出てしまったら、いくら加熱をしてももう手遅れなんだそうです。 つまり、おろして10分以内に火を通すことが、甘くて美味しい大根おろしを作るコツなんですね。

まとめると、
激辛大根おろしを作るには、食べる5分前に外側の部分を皮ごとすり下ろすこと。
激甘大根おろしを作るには、内側の部分をすり下ろしてすぐに加熱すること。
皆さんも是非試してみてください。

大根おろしレシピ

 ためしてガッテンで放送された、大根おろしを使った料理方を紹介します。

  ジューシー蒸し鶏

  みぞれ豚しゃぶ   酵素の力で胃にも優しく、食物繊維で腸にも優しい大根おろし。 様々な料理を美味しく変身させるのにうってつけですね。 皆さんも是非試してみて下さい。