万病の元?胸やけ

 誰でも経験のある胸やけ。食べ過ぎ・飲み過ぎで、よくなる人も多いのではないでしょうか? 不快な気分にはなりますが、特に気にせず過ごしていれば、そのうち自然に治ります。 しかし、この胸焼けが原因で、睡眠障害・心臓の異常・喘息・ガンなどの、命に関わる病気までにかかってしまう ことがあるそうです。海外の研究によると、原因のわからない心臓の痛みの3割は、胸やけと同じ原因だそうです。 今まで特に気にしていなかった胸やけが、恐ろしい病気の引き金だとしたら、かなり怖くなりますね。 胸やけと言えば、ノドからみぞおちの辺りに感じる灼熱間や違和感のことです。 しかしこれは『心臓の異変』『睡眠障害』『喘息』『ガン』『肺線維症』『中耳炎』『酸蝕歯』『食道炎』など、 様々な病気のシグナルかもしれないんです。一体どうい事なんでしょうか?

胸やけの原因は?

 そもそも胸やけの原因は、逆流してきた胃酸なんだそうです。 通常、食道と胃の間には筋肉があって、それが閉まることで胃の内容物が食道に行かないようになっているんだそうです。 その胃と食道との境にあるのが噴門と言われるもの。 この噴門なんですが、飲み過ぎ・食べ過ぎやお腹が圧迫される姿勢などによってゆるみやすくなるんだとか。 そのため、、胃液が食道に逆流し、さらされることで胸やけがおきるそうです。

 では、その胸やけがなぜいろいろな病気を引き起こすのでしょうか? 普通は、胃液が逆流した場合、食道が収縮して胃液を胃に戻す働きがあるそうです。 この収縮を促している機能が自律神経です。 しかし、胸やけするような状態が続いていると、自律神経は一種のパニック状態に。 すると、心臓や肺やノドなど、様々な自律神経まで過度な反応してしまうそうです。 例えば、肺の自律神経が反応してしまった場合、肺の自律神経は、肺に胃液が入ってくると勘違いしてしまい、 咳をするように指令を出します。 この指令が喘息を引き起こしてしまうと言うわけです。 このように、過度に反応する自律神経は、人によって全く違うそうです。 この自律神経の過度な反応が、色々な病気を引き起こしてしまう原因なんですね。 また、胃液が食道にある状態が長く続くと、食道ガンになる恐れもあるそうです。

胸やけの予防法

 最近はこの胸やけの状態にある人が増えてきているそうで、若い人にも広がっているそうです。 では、どのような人は注意が必要なのでしょうか?

1.肥満・・・お腹に脂肪がつくと、胃を圧迫して噴門の機能を落とす恐れがあります。
2.ストレス・・・ストレスがあると、胃液の分泌が増え、逆流しやすくなります。
3.骨粗鬆症・・・骨粗鬆症によって腰が曲がると、お腹が圧迫されて、噴門の機能を鈍くしてしまいます。

他にも、喫煙や飲酒が多い方も要注意だそうですよ。  最近では特に2のストレスによって胃液の逆流を起こす人が増えているそうです。昔に比べ若い人にも増えてきているのは 現代のストレス社会が要因ではないかと言われているそうです。ですから、常にストレスを感じている人は特に 注意が必要です。ストレスは胃酸過多だけではなく、様々な病気を引き起こす原因にもなりますから、注意が必要です。 今ではメンタル面に効果のある運動法やサプリメントなども発売されていますから、うまく利用してストレスを溜めないように 心がけましょう。

 ためしてガッテンで放送されていた、胸やけの予防法を紹介します。 それが『唾液』です。唾液は、酸性のものを中和してくれる役割があるんだとか。 この唾液をうまく使って、胸やけを予防しましょう。

1.食後30分は消化のために胃液が増えているので、ガムを噛むなどして、唾液を出してあげるのが良いそうです。
2.睡眠中は唾液の分泌が減ってしまうので、寝る直前に物を食べるのは止めた方が良いそうです。
3.唾液が減ってしまうような副作用のある薬を使っている方は、注意が必要なようです。
他にも、胸やけがする時には、牛乳を飲むのが良いと専門の先生はおっしゃっていました。